act.4 配管作成
完成写真はこちら!
っと、言いたいところなんですが、↑の配管は、空気室を貫通した単独配管。この中にはメカハンケーブルや、リモコンケーブル、船外機からのケーブル、振動子ケーブルなどを通しています。
今回、リア空気室をバッテリールーム&小物入れへと変更しましたので、リア空気室への配管も追加で作成しました!
こちらは完成写真!
非常に分かりづらいですが、下側の配管は貫通配管、上側は空気室内へと繋がっています。
空気室内からみるとこんな感じ!
最初から気づいていれば、塗装やFRPパテ積層など2度手間になる事無かったのですが、お客様の利便性や配線処理の美しさを考えると・・・手間ではありましたが作っちゃいました!笑
こちらはリア空気室前方部となります。
実は、この部分に結構な量の水が溜まってしまうそうで・・・
このような形で排水ドレンも作成しました!
足元に水が溜まるのは気持ちのよいものではありませんので、これで安心だと思います!
空気室後ろ側から見るとこんな感じです。
act.5 ハッチ、バッテリー、フィッシングチェア取付
今回、リア空気室をバッテリー&小物入れへと
艤装した訳ですが、
このアスボヤ33は、サイドフロート&リアフロートを追加でつけることにより浮力を増加させています。
リア空気室は、浮沈対策の一環んとして作られているセーフティーゾーンですので、フロートをつけていない場合は同様の艤装をされない様気をつけてください!
ハッチを両サイドに、センターにフィッシングチェアを配置しました!
実はこのハッチ、こんなに複雑な形状なんです。。。
墨出ししして開口するわけですが、上部の角が多い部分や、円形部分はかなり集中して開口しました。。。
これはすわり心地の良い椅子ですよ~!
私もつかってましたが、長時間揺れるボート上に座る必要がありますので、椅子は良いものを使いたいところですね!
バッテリーは、ACDelcoの40B。
ハル形状に合わせて、水平になるように台座を作成しております!
メインスイッチも取り付けました。
act.6 ビルジポンプ / 燃料フィルタ取付
ここは安全やトラブル回避に繋がる大事な部分ですので、妥協せずに取り付けました!
燃料フィルターは、YAMAHA純正品を使用しました。
船外機は9.9馬力と小型ではありますが、トラブルの起きる場所は大きい船外機だろうと小さな船外機であろうと同様に起こりうる可能性があります。
沖でのトラブルは未然に防ぎたいもの。
安心の為にも燃料フィルター/ビルジポンプを取り付けております。
ビルジポンプの排水パワーは、50ℓ/分 となります。
小型ボートとしては、オーバースペックと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、大きな引き波や急な時化などが来ると、舷の低いミニボートは想像以上に大量の海水が浸水します。
排水が追いつかなくなる可能性を考慮し、大型のビルジポンプを取り付けております。
排水の出口は、メッキのスルハルを取り付けました!
配管を追加でさくせいしたり、作業していると・・・
キャブオーバーホール依頼や・・・
インペラ交換依頼など・・・
って言うか、このインペラ、ブレードが全て千切れてます。。
どうしてもちぎれたブレードが見つからず、排水ルートバラスか?っと思案していたところ、
取水口にかけらが・・・笑
全て見つかってよかった!
な、など、、、中々思うように作業が進みませんでした笑
話はそれますが、インペラは千切れる前に交換するのが鉄則です!
オーバーヒートしてピストンガジッたとか目も当てられませんから;;
皆さんも気をつけましょう!
っと、今回もかなり長くなりましたので、この辺りで・・・!
次回もお楽しみに!
■リンク
オーガニックボート アスボヤ33 フル艤装完成!その①